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Scrolls

Scrolls®

ベースオデッセイ

中尾憲太郎とアースクエイカーデバイセスの
共同開発製品です

スクロールスは今まで歴史上耳することができたどんなエレクトリックベースサウンドも再現できるベースプリアンプです。モータウンからメタルまで、勿論その間や違うジャンルもです。

真空管から生まれた様な歪みのチャンネルと、EQチャンネルには積極的に各帯域の音作りを追い込める三つのボタンスイッチを搭載し、バランスXLR出力からはアナログスピーカーキャビネットシミュレーターを介した音を直接取り出せます。本体上部のパラレルアウトは可能な限りピュアな原音を取り出せるバッファーを介した信号を分岐でき、歪みとEQチャンネルの間に設置されているエフェクトループを含めると、スクロールスはペダルボード上に載せるベースサウンドの頭脳として活躍します。モダンからオールドスクールまで、どんな音でもどんな現場でも、信頼できる多彩な方向性を持てるベースプリアンプです。


 
 

 

モータウンからメタルまで

 

EQチャンネル


スクロールスの左側はオーディオクオリティーのアクティブEQでBass、Middle、Trebleを搭載。このEQチャンネルの鍵となるのがVari-Freqコントロールです。20 Hzから10 kHzの帯域をピンポイントでカットとブースとを可能にし、EQノブとスイッチで補えない帯域をさらに追い込んだり、濁った低音や、キツく出た高音に手を加えるのには最高の武器となります。

Driveチャンネル


スクロールスの右側に位置するチャンネルは真空管の様な質感とダイナミクスで音作りのできる歪みです。このチャンネルのポイントはBlendとBandwidthです。Blendノブを使って、原音とこのチャンネルで作られる歪みの混ざり具合を設定します。Bandwidthは歪みの作られる帯域のポイントを設定します。半時計回りで低音域側に、時計回りで高音域側に作用します。この二つのノブの兼用で、激しく歪みながらもアンサンブルの中でもベース音が埋もれない音作りができ、歪みを少しだけ足しながら、ベースの原音を生かした音作りにも役立ちます。

シグナルチェインの頭脳として


スクロールスに搭載している三つの出力は同時に機能します。

本体上部のパラレル出力は入力された原音を可能な限りそのまま出力できる様にバッファーを通過した信号を取り出せますので、チューナーやDI、他のアンプ等の信号経路に。本体左のバランス出力のXLR端子を介した信号はアナログキャビネットシミュレーターを介した信号が出力されますので、直での録音や、ライブ会場で卓に送る信号として。本体右のエフェクトループは回路上歪みチャンネルとEQチャンネルの間に設置され、モジュレーションや空関係ペダルの使用には最適です。全ての出音の最終地点としてスクロールスのEQを活用し音決めを行う事ができるので、他に使用している歪みペダル等の音をスポイルする事なく音作りが可能になります。


 

デザイナーノート

 

スクロールス ベースオデッセイは、EQDの長年のパートナー、そして友達として活動を共にしている中尾憲太郎 (Number Girl, Crypt City)との共同開発で生まれました。彼が持っていたビジョン ”ビンテージからモダンなベースサウンドをカバーできるペダル” を持ち運びがしやすいサイズの筐体に落とし込んで完成させました。

「日本という国は、都市部になるほど道が狭く、ベニューも地下やビルの上階にあることが多いため、常設のアンプを使う機会が多くなります。そして、フレキシブルに動く自分のスタイルでは、なおさら身軽さが求められるため、昔からプリアンプを重宝してきました。」

私達が思い浮かべられる、あらゆる”会場”でのライブをこなしてきた彼が、欠かせない存在のプリアンプとして完成させたのが、このスクロールスです。

彼が重要視したポイントは2点。どの帯域でも細かく音を追い込めるEQと、オケの中で他の楽器と共存しながらも、低音の迫力を失わず柔軟に歪みの質感をコントロールできるオーバードライブです。EQの特筆すべき点は、全てのノブを12時に設定すると、原音と同じ音色での音作りがスタートできる事です。ここは彼の手元、そしてベースから発せられる音のスタート地点を大事に捉える彼の拘りです。本体上部の白のプッシュボタンは素早く、そして効果的に音のシェイプを可能にします。Deepは80Hz、低音域を大きく包み込むブーストを与え、Processは瞬時に中音を落としパンチの有るモダンな音に。そしてBrightは5kHzをブーストし、必要に応じて更なるアッタク感をベースに与える事ができます。

歪みチャンネルの元となったのは、彼の秘蔵のペダルコレクションからの一つ、”スモーキー”な歪みからヒントを得た、真空管で作られた様な質感の歪みです。勿論大切な低音部の迫力はそのままで多彩な歪みが作れます。歪みチャンネルのBlendはマストな機能ですが、EQと歪み、音にこだわる彼がさらに求めた機能として、EQと歪みの帯域をピンポイントで追い込むVari-FreqノブとBandwidthも必見です。

「この二つのノブはどんな状況での演奏でも、今までに出来なかった痒い所に手の届く音作りを可能にしてくれる」と。

スクロールスはベースサウンドの頭脳として活躍するはずです。搭載されているエフェクトループは、回路上歪みとEQチャンネルの間に設置されており、お気に入りのモジュレーションや空関係、他の歪みやファズも組み込みながらも、搭載された強力なEQで信号の最終地点の追い込みを可能にします。バッファーを介したパラレル出力を使って、他のアンプやDIに入力された信号に忠実な出力を流し、XLR出力はアナログキャビネットシミュレーターを介した音が出力されます。このXLR出力上のシミュレーターは、ジェイミーが常に疑問を持っていた部分を改善しました。「XLRから取る信号の高音域はいつもキツすぎて、アンプから出るサウンドの様な温かみがある物が無いと感じてたから、若干のフィルター効果を足して、スピーカーからの出音に近いものをミキサーに送れる仕様にしたかったんだ」と。スクロールスを介したベースサウンドをミキサーに直接送る等、ライブと録音現場の大小に関わらず柔軟な信号経路の組み上げを行います。

EQDの親友からのリクエストがスクロールスを生みました。


コントロール

 
 

EQコントロール

Level: EQチャンネルがオンになった時の出力の設定。12時方向に設定すると入力された信号と同等の出力になります。時計回りで設定して出力を上げて、反時計回りで設定して出力を下げます。

Vari: Vari-Freq (variable frequency) で設定された帯域のカットとブーストの設定。12時方向でノブがクリックするポイントでは無効です。時計回りでブースト、反時計回りでカットになります。

Vari-Freq: 3バンドEQで補えない帯域の補正をここで。20 Hzから10 kHzまで設定可能です。

Treble: 高音域のカットとブーストの設定。 センタークリックでフラットです。

Bass: 低音域のカットとブーストの設定。センタークリックでフラットです。

Middle: 中域のカットとブーストの設定。センタークリックでフラットです。

Deep: 80 Hzをブーストします。

Process: ローミッドを削り現代的なベースサウンドに。

Bright: 5 kHzをブーストします。

EQ Footswitch: EQチャンネルのオン/オフ。

Driveコントロール

Level: Driveチャンネルの出力の設定。

Blend: Driveチャンネルの歪みと原音のバランスの設定。歪みの音だけを出力したければ時計回りに回し切ってください。 

Drive: 歪みの量の設定。

Bandwidth: 歪みの作られる帯域のポイントを設定。 反時計回りに設定すると、低音域で作られる歪みが暖かく柔らかいサウンドを生み、まとまりの有るサウンドに。時計回りで設定すると、高音域で作られる歪みが噛みつき感を生み、低音分がタイトで締まりのあるクランチサウンドを生みます。

Tone: Driveチャンネルのローパスフィルターの効く帯域の設定。高音域を削りたければ、反時計回りで設定してください。

Drive Footswitch: Driveチャンネルのオン/オフ。

Outputs

Parallel Out: バッファーを通った原音が常にここから出力されます。他に使用しているアンプやDI、チューナー等の信号を個別に送る場合に最適です。

Direct Out: アナログキャビシミュレーターを介した音がXLR端子から出力されます。

Ground Lift: XLR端子のアースを切ります。

Effects Loop: 回路上DriveとEQチャンネルの間に設置されています。入力される信号は常にEffectループを通過するので、バイパスする事はできません。


ベースサンプル

Low-Mid Growl
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Driving Saturation
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Motorhead
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Buzz Bass
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Metallic Overdrive
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Rounded Square Fuzz
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Cutting Drive
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Modern Sub-Heavy Overdrive
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Pure & Percussive
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Clean Punch
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Super Modern
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Dynamic Crunch
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Thick & Thumpy
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Dub Bass
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
Clear & Defined
Fender Precision Bass with Seymour Duncan Quarter Pound Pickups / XLR Output to DAW
 


Tech Specs


寸法: 12.06 x 11.43 x 5.72 (cm)


消費電流: 70 mA


Driveチャンネル入力インピーダンス: 500 kOhm


Driveチャンネル出力インピーダンス: 100 Ohm


EQチャンネル入力インピーダンス: 10 MOhm


EQチャンネル出力インピーダンス: <1 kOhm


Parallel入力インピーダンス: 10 MOhm


Parallel出力インピーダンス: 100 Ohm


Direct Outインピーダンス: 100 Ohm


アートデザイン: Geoffrey Crowe


スイッチ

この製品には電子リレー方式のスイッチを使用しておりますので、電源が供給されなければ入力された信号は出力されません。EQチャンネルは通常のオン/オフで使えるラッチ式スイッチを搭載し、Driveチャンネルはフレキシ・スイッチ (Flexi-Switch®) 機能が搭載されています。電子リレー方式のトゥルーバイパスで、踏み方の違いによって通常のラッチ式のスイッチとしても、モーメンタリースイッチ(アンラッチ式)としても使用可能です。


電源

この製品は径2.1mmのセンターマイナス9V ACアダプターで使用できます。デイジーチェインやトランス方式でないパワーアダプター等の使用ではノイズが乗る事が有りますので当社では推奨しておりません。また故障の原因になりますので9Vを超える電源は使用しないでください!